
ウーマンズ リーダーシップ インスティテュート株式会社(IWL)代表取締役の 川嶋治子 は、一般社団法人 Women AI Initiative Japan が発行した 『女性AI人材白書2025』 に寄稿・参画いたしました。
本白書は、AIの急速な普及が進む一方で、女性のAI活用やキャリア形成が十分に進んでいない日本の現状に着目し、女性の不安・期待・可能性を可視化した調査・提言レポートです。川嶋は、長年にわたり女性リーダー育成と意思決定層の多様性推進に携わってきた立場から、本白書の趣旨に強く賛同し、寄稿という形で参画しました。
3分で読める|女性AI人材白書2025 全体サマリー
日本では少子高齢化と人口減少により、労働力不足が深刻化しています。その中で、女性の就業率は上昇し、2025年時点で女性就業率は75.7%に達しました。一方で、女性の多くが事務職・サービス職など、AIによる代替リスクが高い職種に集中しているという構造的課題も浮き彫りになっています。
白書では、女性の就業希望者171万人が労働市場に参入すれば、GDPを約10兆円押し上げる可能性があると指摘しています。しかし現実には、AI活用への心理的ハードルや情報不足により、女性のAI活用は限定的です。
特に印象的なのは、「AIを使ってみたいが自分には難しそう」(41.0%)、「何から始めればいいかわからない」(30.1%)といった声が多く、能力ではなく“入口設計”の問題が女性の挑戦を阻んでいる点です。
その一方で、「女性同士で学べる場があれば参加したい」と回答した女性は80.6%にのぼり、適切な環境と支援があれば行動につながる可能性が高いことも示されています。
重要データ・数字(抜粋)
- 女性就業率:75.7%(2025年)
- 女性就業希望者:171万人
- 就業実現時のGDP押上げ効果:約10兆円
- AI代替リスクが高い事務職の女性就業者数:約825万人
- AI活用が職場で進んでいない女性の割合:約45%
- 「女性同士で学べる場」への参加意向:80.6%
これらの数値は、女性×AIが“社会課題解決の鍵”であることを明確に示しています。
当社代表・川嶋治子の寄稿メッセージより
川嶋は白書の中で、次のような視点を提示しています。
生成AIは、女性のキャリアと社会の成長を同時に後押しする可能性を秘めています。
多くの女性がAIに関心を持ちながらも、情報不足から一歩を踏み出せずにいる一方で、学ぶ環境があれば行動につながることも明らかになっています。
AI活用は効率化にとどまらず、働き方の柔軟性やキャリアの自律を支える手段であり、現場を知る女性人材とAIが結びつくことで、新たな価値創出が期待されます。
IWLはこれまで、企業・行政・国際機関と連携し、“当事者視点に立ったDE&I推進” を軸に、女性リーダー育成や組織変革に取り組んできました。AIという新たな社会基盤においても、単なる技術習得ではなく、意思決定の質・組織文化・社会構造そのものをどう変えていくかが問われています。
川嶋は、AIを「一部の専門家のもの」にせず、現場を知る女性たちが主体的に活用できる環境づくりこそが、日本社会の持続的成長につながると考えています。
IWLとしての今後の展望
IWLは今後も
- 女性リーダー×AI
- 意思決定層の多様化
- 学び直しとキャリア再設計
を支援する取り組みを進めてまいります。AI時代において必要なのは、「完璧なスキル」ではなく、一歩踏み出せる環境と、共に学ぶ仲間です。
当社は、女性が自らの経験と強みを活かしながら、未来を選び取れる社会の実現に貢献していきます。
PR TIMES(発表記事)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000162627.html
白書ダウンロード(PR TIMES内リンク先)
https://storage.googleapis.com/studio-design-asset-files/projects/M3aAvjmMWe/s-1x1_1560c14a-a9e4-4b11-8bc1-c941ed0a4d5d.pdf