人事院様にて「女性職員キャリアアップ研修」に弊社代表川嶋が登壇しました
2月4日、人事院様「女性職員キャリアアップ研修」に弊社代表川嶋が登壇しました。
今研修は、緊急事態宣言下での研修開催の為、オンラインでの研修となりました。
内閣府、外務省、金融庁、厚生労働省はじめ、22の省庁から女性職員と女性職員の上司が共に受講するという試みでした。
参加された省庁は、以下の通り。
人事院、内閣官房、内閣府、宮内庁、公正取引委員会、警察庁、金融庁、総務省、法務省、公安調査庁、財務省、文部科学省、財務省、厚生労働省、特許庁、国土交通省、気象庁、海上保安庁、原子力規制庁、防衛省、参議院事務局、最高裁判所、国立国会図書館
講義の前半では時代の潮流と組織内の多様性についての講義。
特に今研修では上司が参加するということもあり、改めてなぜ女性リーダーを育成するのか「組織内における多様性」の必要性について解説をいたしました。
・不確実性の高い時代における意思決定
・多様性が低い組織が陥りがちな危険な意思決定プロセスー集団心理「グループシンク(集団浅慮)」
・なぜ、女性管理職目標は30%なのか(クリティカルマス)
・世界ではどのように女性リーダー育成が行われているのか、具体的なスキームなど。
講義の後半ではジェンダーの多様性(デモクラフィックダイバーシティ)に次いで、「才能・個性の多様性」(タスクダイバーシティ)について、ブレイクアウトセッションを利用したグループワークを行い、実際に個性や視点の違いを体感してもらいながらの体験型講義を行いました。
このVUCAと呼ばれる時代に、なぜ多様性が重要なのでしょうか。
その本質をあなたは理解されているでしょうか。
リーダーであれば、必ず理解しておくべきリテラシーの一つが「VUCAと多様性」の重要な関係性です。
知識や情報の質が、意思決定の質、発言の質に影響を与えます。
要職にある人物によるジェンダー軽視の発言は、その日のうちに国内外のメディアで批判の対象となる時代です。
時代が急激なスピードで移り変わっているにもかかわらず、情報や知識のアップデートが追いついていないリーダーは本質から遠く離れた発言をし、誤った意思決定により、組織を窮地に追いやってしまうのです。
IWLでは、時代を切り拓くリーダーに相応しい知識を提供しています。
ジェンダーや多様性については各所で議論がなされていますが、果たしてそれは建設的な議論になっているでしょうか?
議論をした、ということが重要なフェーズは終わりました。
議論の質を高め、未来を作っていく対話ができる組織が求められています。
何かを議論するのにも、土台となる知識が大事です。
知識のあるなしで、当事者意識も、事象に対する捉え方も変わります。
基礎知識を共有した後の議論は適切に深まります。
今からでも遅くはありません。
今、そして、これからの時代を担うリーダーに相応しい知識のアップデートに取り組まれたい企業、組織のご担当社様はご相談ください。
企画立案からお手伝いいたします。