野村不動産パートナーズ様 スポンサーシッププログラム
野村不動産パートナーズ様で、今年度選抜されたエース級の女性管理職/管理職候補の女性リーダー達のスポンサーシッププログラム。
昨日は、スポンシー(女性リーダー)のフォローアップセッションでした。
スポンサーシップ制度は、選抜された優秀な女性リーダーと、彼女たちを引き上げる役員がスポンサーとなり、ペアで昇進を目指していく制度です。
スポンサーは、経営目線での成長を促し、具体的な昇進に向けた準備期間を、一定期間必要な負荷をかけ、マンツーマンのトレーナーがつくかのように彼女達を支援し、引き上げていきます。
精神的支援が中心となるメンタリングとは異なり、スポンサー、スポンシーともに、プロフェッショナルの関係性になるので、お互いに結果を出すこととロイヤリティが求められ、相応の覚悟とプレッシャーが双方にかかります。
会社としても、誰が誰をスポンサー(支援・推薦）したのかが、明白なので、
スポンサーする役員も、本人任せではなく、自分の責任のもと、シニアなポジションに相応しいと、周囲が認める水準まで、彼女達を引き上げていくことになります。
今年度から、スポンサーシップ制度を導入し、全経営陣コミットの元、女性管理職の引き上げに取り組んでいる野村不動産パートナーズ様。
制度構築から導入支援、実行フェーズの研修まで、弊社でご支援させていただいています。
新たな取り組みを進めていくには、とてつもないエネルギーが必要になりますが、事務局、スポンサーとなる役員、選抜された女性リーダー達、それぞれに真摯に取り組み、前進されています。
次期部長候補の女性課長は
「部長への昇進は通過点に過ぎない」と、スポンサーである役員から繰り返し助言を受け、昇進を通過点と捉えて、経営陣と同じ目線で考え、対話できる力をつけるよう指導を受け、短期間で見違えるように、マインドも視座も語る言葉も内容も変わってきました。
ある女性課長候補者は
「育児との両立をしながらの昇進が後進に良い影響を与えている。男性中心のマネジメント体制は残業を前提とした働き方が主流だったが、定時でキッチリ仕事を終えて帰っていく、女性リーダーの新しいロールモデルを目指そう。」
と、スポンサー、スポンシーの共通ゴールとして、彼女の成長や昇進を越えて、会社に新たなロールモデルを作ることを目指して取り組んでいます。
より高次の目的を持った女性リーダー達は、逞しく、強く、その目的を持たせることに成功したスポンサーは、会社の未来を変えることに取り組んでいるのです。
次は、スポンサーをしている役員の皆さまのフォローアップ研修。
事務局、スポンサー、スポンシーそれぞれに向き合い、私達も伴走していきます。
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