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取締役トレーニング

野村不動産ホールディングス様の取締役会後に開催される「取締役トレーニング」の講師としてお招きいただき講演させていただきました。

 

テーマは

【D&Iの要諦】

 

▷意思決定層の多様性が企業価値を高める
▷人的資本情報開示の背景とその動向

の2本立て。

 

グループCEOの沓掛社長はじめ、社外取締役を含むホールディングスの全取締役、執行役員のみなさんが一堂に会し、自社の経営戦略とD&Iについて、真剣に議論する貴重な時間。

2時間で、講義あり、ディスカッションありの濃密な時間をご一緒させていただきました。

 

講演では、初めて聴く概念が多い中、真摯にD&Iの本質と向き合って、社内・社外の垣根を超えて、取締役・執行役員がそれぞれの立場から、意見を出し合い議論される姿は素晴らしく、この場をファシリテートできたことは、大きな喜びとなりました。

国内外の最新動向、アカデミックな理論、ビジネス界・資本市場サイドからのデータに基づく分析など、渾身のスライドは80ページ以上。笑

ご依頼いただいたD&I担当役員の宇佐美さんのご要望をすべて網羅した、渾身の作品となりました。

資料はすべて、みなさんの今後の経営判断の質を高める為にご活用いただく前提で、お作りしました。

 

ご受講くださった、取締役の皆様からは、非常に面白い、とてもわかりやすい、と、講演のみならず、講演資料でお示ししたデータや理論についても高い評価をいただき有り難いです。

 

会社の未来を左右すると言っても過言ではない、価値ある時間を作られた、野村不動産ホールディングスD&I担当役員の宇佐美さん、経営企画のみなさんに、敬意を表します。

来年3月から有価証券報告書への記載が義務づけられた「人的資本」についても、まず開示が義務付けられたのは「人材育成方針」と「D&Iに関する定量データ」の開示です。

定量データに関しては、

・女性管理職比率
・男性育休取得率
・男女間賃金格差

と、女性活躍推進法の範囲内で、上場企業であれば、すでに公表済みのデータが中心。

まずは、定量データを測定していない日本企業でも開示しやすいデータに絞ってのスタートで、政府が企業に配慮したのでは、と見られています。

では、その先は?国際標準では?そんなお話しもさせていただきました。

社会はどんどんアップデートされていき、学ぶ企業は、社長以下経営陣がすごい勢いで吸収され、その知識をもとに、自社の戦略を考え、実現する社内体制を構築されていきます。

 

学ぶ企業と学ばない企業。

 

実践する企業と実践しない企業では、軌道が大きく分かれる時代です。

私は、未来を創るために、一歩踏み出すことを厭わない企業、その責務を全うし変革に取り組む経営陣を尊敬し、心から応援しています。

プロとして、覚悟のある経営陣を伴走支援できることを誇りに思います。

 

長文になりましたが、D&I担当役員に就任されたばかりの頃、宇佐美さんとの最初のご縁を繋いでくれた、MBA同期の妹のようなガッキー!ありがとう!

御社を応援させていただける機会をいただき、とても嬉しく思っています。

 


 

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