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高校生からの素晴らしい取材

今日は、愛知淑徳高校3年生の時々輪さんから、日本の女性リーダー育成についてのインタビューを受けました!

あまりに素晴らしい取材に感動しました。

 

大学生や大学院生からのインタビュー依頼は、多くお受けしますが、高校生からの取材依頼ははじめて!

課外活動の課題の一環で、自分で問題意識を持った社会課題に関して、課題設定をし、自ら調べて研究しているのだそう。

私のことも、ご自分で調べて、HPから正式なプロセスを経て、自ら取材依頼をしてきてくださいました。

それだけで、うれしい!

・日本企業において、女性リーダーが少ない原因は?
・ダイバーシティ社会になってきている現代において、企業で女性リーダーが誕生した際に起こり得る問題点は?

など、事前の問いの設定も素晴らしく

また、

・女性にしか生理はないけれど、人によって生理痛が重い人もいる。
企業の生理休暇という制度はあっても、男性がマジョリティの組織で、男性の上司や同僚に、生理で休むことは理解されるのでしょうか?

生理に対する理解を深める教育など、この辺りの企業の姿勢や取り組みは、今どうなっていますか?

など、ご自身の身近な事例から、問題意識を広げ、企業課題に置き換える力など、ほんとうに素晴らしいものでした。

 

テーマが「女性リーダー育成」のため企業の成り立ちや、コーポレートガバナンス、欧米と日本市場の違い、各国の法整備やEU等のレギュレーションといった、
かなり、難易度の高い概念をかみ砕いて説明しましたが
全部理解されている様子も、流石でした!

多くの日本企業で、今なお、

「なぜ、企業はDEIを推進するのか腹落ちしていない」
「なぜ、ダイバーシティというと、まず女性リーダーなのかがわからない」

という方々に、前提からお教えして、社内意識の前提を揃える必要がある中で
そもそもの前提の教育や共有が必要ない
彼女たち世代の優秀な人材と、対等にディスカッションできることが、日本の宝だと感じます。

 

時々輪さんとは、年は離れているけど、マインドが非常に近く、お友だちになりました!

最後に、彼女の印象に残った言葉をご紹介します。

========
「女性にできないことはないと私は思っています。 
 能力で男性に劣るものは何もない。
 淑徳高校は女子校なので、力仕事もリーダーシップも、みんな女性が取っています。
 でも、社会に出たら、環境が変わって、この堂々とリーダーシップをとっている彼女たちや私自身も、ジェンダー平等の課題に直面するかと思うと、少し不安もありました。
 川嶋さんの現役世代のうちに、日本のDEIを世界標準にするというお話を聞いて、元気がでました!」
======= 

私からは、少なくとも、時々輪さんが社会に出るまでの4年のうちに、今よりもっと、ダイバーシティの進んだ世の中にしておくよう、私も頑張るから、あなたの素晴らしさをそのままに、世界を広げてくださいね!と、約束しました。

 

やるべきことが私にはあるので、止まったり、うつむいている暇はありません。

創業時にコミットした、
【日本のDiversity, Equity and Inclusionを、私が現役世代のうちに国際標準に引き上げる】
という目標。

私が現役でいられるのは、あと20年前後。

そこまでに終わらせたい。

その目標に、今日も突き進むのみです!

このミッションを掲げるゆえに、素敵な出逢いがある人生が大好きです。

 

愛知淑徳高校は、社会課題についても授業で取り上げ、考える機会をくれる学校とのこと。

あまりに素晴らしくて、調べてみると、良妻賢母教育がしかれていた明治時代において、なんと!英語を必修化し、理科など理系の教育に力を入れた先進的な女学校だったそうです!

優秀な人材がうまれる背景に納得!

時々輪さん、ありがとうございました、

 

やっぱり、学生さんへ女性リーダー育成やジェンダー平等について、教えに行きたいなと、教育への情熱をあらためて感じました!

 

※ 素晴らしい取り組みをされている学生さんや学校をぜひみなさまにも知っていただきたく、公開OKの許可を得て、お写真含め公開させていただきました。

ぜひ、未来ある若い世代を応援いただけましたら幸いです。

 


 

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