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代表ブログ

法務省登壇「多様性を力に変える技術」

法務省大臣官房人事課主催の管理者研修に登壇させていただきました。

 

最高検察庁はじめ全国の管理者160名以上がご受講されました。
法務省の幹部の皆さんに、現代のリーダーシップについて、思考を巡らせ、意見交換し、議論し合って頂く参加型研修。
多くの有益な意見が飛び交う、時間となりました。

2年強にわたるパンデミック下、長年言われ続けてきたVUCAを全国民が実感した今、
なぜ、これほどまでに多様性の重要性が叫ばれるのか。

現代の社会背景と、組織内にすでに起こっている世代とジェンダーの多様性。
さらには、一人ひとりの個性や才能・資質の多様性。
ますます複雑化するマネジメントについて、解説しました。

ただでさえ忙しい幹部や管理職にこれ以上研修で学ばせるのは酷ではないかと考える研修講師も出てきているという昨今。

私は真逆の考えです。

─問題が起きたときと同じ次元の思考では、その問題を解決することはできない。─
というアインシュタインの言葉が言い抜いています。

自らが経験したことのない現状を打破しなければならない今だからこそ、学ぶのです。

今までと同じ前提で社会が動き、組織を動かせるのなら、難しくはない。
けれど、技術革新と共に働き方、ライフスタイル、価値観が同時多発的に変化し、産業構造も組織のあり方も変化し続ける今、古びた知識だけで勝負できる人はいないでしょう。

ひとつ知るということは、いかに知らないかを知ること。

そして、たったひとつの情報を知るだけで、現状の見え方が変わってくるのです。
今日お渡しした、知識や情報を現実の目の前の部下や組織、リアルな課題にあてはめて、分析し、活用していくのは、みなさんの知性が不可欠です。

変革期にリーダーシップを取るべき立場にあるみなさんのご活躍を心から楽しみに、これからも応援しています。

帰宅すると「この講演に参加できてよかった」「また川嶋先生の講演に参加したい」という声が既に多数寄せられていると、ご担当者様からの御礼のメールが届いていました。

不確実性の高い現代において、公益性の高い仕事に従事される幹部の皆さんの研修に講師としてお招き頂き感謝申し上げます。

※オンライン登壇の為、講演中のみ講師の私だけ口元が見えやすいようマスクオフ。

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