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「Be crazy,Be yourself」

国際女性デーが近づく中、女性をエンパワーする「Dream Crazier」と題したナイキのCMのシェアが止まらない。

社会変革に取り組む社会起業家や、社内イノベーター達からも共感の声が。

アカデミー賞授賞式でも放送された、あのCMだ。

その理由を考えてみた。

本気で人生を生きる人が放つエネルギーは、眩しく憧れの対象になる一方で、その生き方をしたくても出来ない人達には眩しすぎ、

自分の心の本音がえぐられるようで直視出来ない破壊力があるのも事実。

自らの恐れに向き合えない人達は、それを対象にぶつけることで、一時的に勝者となりたがり、

自分を生きる人達は、外野の声に胸を痛めながらも、自分の道を邁進してきた。

そうやって社会のスタンダードは徐々に塗り変わっていく。

人の心の内にある個人的恐れがどのように表出するかをわかりやすく描写したCMになっていると思う。

それがジャンルを超えて、真摯に打ち込む人達に支持されている背景にあるのだと私は思う。

そして…

批判する人の批判をするのは一番簡単。

社会を変えるってそういうことじゃないと思う。

綺麗事に聞こえるかもしれないが、私は痛みを知り痛みを感じられる人にしか、本当の意味で世界を変えることはできないんじゃないかと思っている。

自分のスタンスとして

真摯に自分の人生を生きる人を応援し、エンパワーすることを主軸にしながら、そう生きられない現実を目の前にしている人の痛みや葛藤も感じられる人間でありたいと思う。

自分に向けられる敵意や差別的言葉や態度は、同じ人間だからとても痛いし、傷つくけれど。

自分の心を麻痺させず、起きている現実に目を背けずに。

信じる道を歩く喜びを体感する。

生身の人間として、世界を1ミリずつでも変えていきたい。

自分以外の誰かの生き方が必要以上に気になってしまう人へ。

眩しく感じる人達は、ただ一心不乱に自分の人生に集中して、夢中になっているだけの人達です。

誰もあなたを攻撃していない。

誰もあなたから奪おうとしていない。

だから安心して自分の人生に集中してほしい。

自分の人生に夢中に生きてきた友人達へ。

起業家にとって、クレイジーはジーニアスと同義語。

これからも自分達らしく自分の人生を全うしましょう。

大好きなことをして、やりたいことに打ち込んで、そこに社会をより良くするということが生き方そのものに含まれる。

女性であり起業家という人生を私はとても愛おしく思っている。

Be crazy, Be yourself.

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