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コラム

【あなたは何者か?世界の潮流はなぜアイデンティティへ】(2/2)

<世のため、人のため>

今改めて見直されている【世のため、人のため】

この感覚は、三方良しという概念を古くから持っていた我々日本人には、あえて語るまでもないごく当たり前の感覚の一つではないでしょうか。

社会性と経済性の両立。

倫理性と合法性と経済合理性を同時達成すること。

自分だけでなく、お相手も、取引先も、社会も関わる全員が豊かになるための選択をすること。

自分自身の生きる目的とプロフェッショナルとしての目的意識を明確にして、仕事を通じて、組織に、そして社会にポジティブなインパクトを届ける生き方を選択すること。

自分個人の幸せと、組織におけるパフォーマンス、私たちが生きる社会への貢献が一本のライン上に実現できる時代に私たちは生きています。

<生き甲斐 から IKIGAI へ>

それを象徴するかのように、4〜5年前から、海外では【IKIGAI】という単語が流行し、『IKIGAI』は、今や世界的ベストセラーになっていますね。

先日、ヨーロッパへの出張時にトランジットで利用した香港の空港でも、ベストセリングBOOK TOP3 のうち2冊が『IKIGAI』シリーズでした。

IKIGAIという言葉は、英語には存在しない概念のため、そのままアルファベットで『IKIGAI』と表現され、海外の方がその概念を理解しやすいように、PassionやMissionという言葉を駆使して、概念図を作成、数多くのスピーカーが講義やスピーチで活用しています。

実際に数年前より、来日した海外のコンサルティングファームのCEOやNYタイムズベストセラー作家の知人に、「日本に伝わる IKIGAI について教えて欲しい」と突然言われて、どう英語で言語化していいか戸惑ったほど、私たちにとって生き甲斐とは、生まれた頃から当たり前のように呼吸と共にここにある、とても自然な感覚なのだと思います。

<見直される、日本ならではの精神性がもたらすリーダーシップの素晴らしさ>

このような潮流を見るにつけ、日本に古くから伝わる『利他の精神』『三方良し』『世のため、人のため』『生き甲斐』といった、人と人がよりよく生き、より良い世の中を築いて生きたいと願う、人間の本質を表すような純粋かつ現実的な概念が資本主義の転換期を迎えた今、再び、世界に注目されているように感じてなりません。

そして、私たちはその本質的な重要性に再度目を向け、体系的に学び直し、自分自身を見つめ直すチャンスに直面していると言えます。

自分と向き合う貴重な内省プロセスを経て、自分だけの唯一無二のリーダーシップスタイルを創り出し、あなただけの人生を生きることにより、世界をより良いところへ変えて行く。

そのあなたから始まる、唯一無二のリーダーシップの出現を会社や組織も支援し、期待してサポートをしてくれる、なんとも豊かな時代を私たちは生きているのです。

未来を創り出すリーダーシップは、一人一人の手の内にあります。

今この時代を生きる、ビジネスパーソン、各界のリーダーとなる皆様には、ぜひ、その内在させた素晴らしい力を開花させ、幸福感とともに、存分に余すところなく、世界に向けて発揮して頂きたいと心から思います。


Be a Change Maker.

Let’s make a great impact to the world together.


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